新設の目玉加算
皆様ご存知の通り、2018年4月より調剤報酬が改定されております。
様々な影響があったかと思いますが、中でも大きな変更点の
1つが「地域支援体制加算」の新設。
今までの「基準調剤加算」に取って変わった加算ですが、
調剤基本料1以外の店舗が取得しようとすると、
追加で課される要件が出てきます。
追加要件は以下の通りです。
1年に常勤薬剤師1人当たり、以下の全ての実績を有すること。
① 夜間・休日等の対応実績 400回
② 重複投薬・相互作用等防止加算等の実績 40回
③ 服用薬剤調整支援料の実績 1回
④ 単一建物診療患者が1人の場合の在宅薬剤管理の実績 12回
⑤ 服薬情報等提供料の実績 60回
⑥ 麻薬指導管理加算の実績 10回
⑦ かかりつけ薬剤師指導料等の実績 40回
⑧ 外来服薬支援料の実績 12回
追加要件のクリアは現実的なのか
日々の営業で現場の経営者様のお声を聞くと、
「非常にハードルが高い」といったご意見がほとんどです。
実際、基準調剤加算と比べると全体の取得割合も
軒並み下がっているとのこと。
これは大手企業も例外ではなく、収益性に与える打撃は一定あります。
M&Aの価格相場を作っているのは大手企業なので、
この収益性への打撃がどこまで相場観に影響を与えるか・・・
地域支援体制加算に限らず、報酬改定後はこのあたりを
注視していかないといけません。
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