東北エリアのM&Aが活発化している??
大手調剤薬局の買収は引き続き行われていますが、
ここ数年東北エリアの中堅薬局の買収も盛んに行われるようになりました。
もともと東北エリアの薬局は地域に根づいた形で、地場の中堅企業を筆頭に地元の薬局がメインで運営が行われていました。
ただ薬剤師の採用難は一部地区を除き、慢性的に継続しておりオーナーの悩みは解消されることはありません。
それに加えて、
薬局オーナーの引退のご年齢時期も重なっていること、
後継者の不在(子供が薬剤師でも継がせないケースが増加)、
報酬改定ごとに用件が重くなる加算体制から承継先をお探しになる方が増加しています。
最近の傾向では各地で中堅調剤薬局の譲渡も始まり、今までの小体規模のM&Aからトレンドが変わりつつあります。
東北エリアの中堅薬局のM&A事例
最近では、メディカルシステムネットワーク社が、青森県で14店舗展開していたアポテックグループを買収しました。
中堅薬局の譲渡が加速したと感じるのは2016年のアインHD社による仙台の葵調剤の全株式取得からでしょうか。
その後も2017年、阪神調剤HDと秋田県の至誠堂下山薬局(11店舗)のM&Aや、
ドラッグストア業界でも2017年に青森県で調剤併設型のドラッグストア(ドラッグ64店舗、調剤8店舗)を展開していた丸大サクラヰ薬局を子会社しています。
ここで記載している事例は一部ですが、
ここ数年10店舗以上の中堅薬局のM&Aが非常に増えているのが現状です。
決断すべき時期
薬局M&Aは現在成熟期と呼ばれています。
M&Aも盛んに行われ、数年前の「売り手市場」から「買い手市場に」代わりつつあります。
売り手が増えれば当然買手としては選択肢も増え、以前のような価額が付きづらくなってきています。
また、買い手側の状況の変化もあります。
報酬改定毎に中堅、大手企業の打撃は少なからずあり、今までと同様の買い方ができなくなってきています。
譲渡を少しでもお考えの方は、タイミングは非常に重要です。
我々CBパートナーズは薬局M&Aのプロとしてしっかり同じ目線に立ちアドバイスをさせていただきます。
ご興味がある方は是非一度ご相談ください。
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