大手企業の平均寿命
1970年ごろに格付け機関S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)に掲載された格付け上位500社の平均寿命は50年でした。
しかし、それが今では上位500社の寿命は12年にまで短縮しているそうです。
世界的に見ても技術革新や環境の変化が劇的に起きており、
大手企業も安泰ではなくなってきている中で、
調剤薬局業界もここ数年改定ともに大きく変化することを余儀なくされてきています。
薬局としての寿命、業界としての寿命を意識せざる負えなくなってきており、その選択肢の一つとしてM&Aが存在します。
M&Aを検討する根拠
前章のような外部環境の変化がある中でM&Aを選択肢のひとつとして考える方も多くなってきておりますが、M&Aを考えて頂く際の根拠として、「会社の存続と成長」が挙げられます。
まず「存続」ですが、企業は存続することに意味があります。
企業活動とは顧客を創造することであり、
顧客がいることは社会での何かしらの需要を満たしているため、
存続しない場合困る人が出てきます。
薬局事業の場合、患者さんであり、
処方元の先生であり、薬局の従業員の方がそれに当たります。
また「成長」に関しては存続する以上企業は成長する必要があります。
20歳の独身の方が成長し、30歳になり結婚し、
子供ができて自分以外のものを養うことになった場合、
20歳の時と同じ給与ではやっていけないため、
給与を上げる必要があります。
そのためにも会社が成長する必要があります。
M&Aを検討するタイミング
では、実際にM&Aを検討するタイミングについてご紹介いたします。
「企業の成長と経営者の成長」
このバランスが崩れた際にはM&Aを検討して頂く必要があります。
企業が成長していくときというのは、
1. 経営者がそれだけの能力を持っていた。
2. 企業成長と同じかそれ以上の角度で経営者が成長している。
逆に企業の成長が止まるときは、
1. 企業のポテンシャルが経営者の能力を追い越している。
2. ビジネスモデルの限界
と考えられます。
本来企業はもっと成長できるにもかかわらず、
経営者の能力が追いつかないために成長が
止まっているようなときはM&Aを検討頂くタイミングの1つです。
この場合何かしらの課題に経営者が直面していることになりますが、
1. 人・組織を雇用する
2. 人・組織とコンサルなどの支援契約を結ぶ
3. 人・組織を買収する
4. 人・組織と資本関係を結ぶ
3.4についてがM&Aに当たります。
薬局経営の場合、ビジネスモデルの変化が求められており、
今後変化せざる負えないタイミングが迫ってきております。
つまり、経営状況の良し悪しにかかわらず、一度M&Aも含めたご自身の薬局の今後を考えていく必要がございます。
私たちは現状分析や今後の方針のご相談も含めお手伝いさせて頂きます。
その一つの方法として価値算定算出も、
無料で実施してございますので是非一度ご相談くださいませ。
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