はじめに
今回は、ご譲渡をご検討されてから、ご成約に至るまでの流れをご紹介させていただきます。
それぞれの法人様におけるご事情により、全てがすべて以下に記載いたしますスケジュールで進まない可能性もございますし、ご譲渡を検討されております経営者様のご意向を尊重させていただく事を前提としておりますが、一般的なイメージをお伝えできればと思います。
薬局M&Aの大まかな期間と流れ
まずは一覧で大まかな流れと掛かる期間についてお示しいたします。
1.弊社へのご相談
2.譲受候補様へノンネーム(NN)打診 (1週間~2週間)
3.譲受候補様からの条件提示 (3週間~1か月)
4.トップ面談 (1か月~1か月半)
5.基本合意・デューデリジェンス(DD) (2か月~2か月半)
6.最終契約、クロージング (3か月前後)
お示しいたしましたように、一般的な流れとして、弊社が打診を始めてからご成約までは3か月前後の期間を要します。
1.弊社へのご相談
弊社から秘密保持誓約書を差し入れさせていただき、譲渡検討のご理由や、法人様の概要につきましてお伺いさせていただきます。
譲渡の時期を直近でとお考えになられている経営者様もいらっしゃるでしょうし、長期的にお考えになられている方もいらっしゃると思います。承継の方法も、株式譲渡や事業譲渡等の手法がございますが、どの方法が有効であるかもご提案させていただきます。
またそもそも譲渡自体について、検討はしているものの、そこまで具体的には考えていないという方もいらっしゃると思います。それぞれの法人様に置かれている状況を鑑みながら、弊社から適切なアドバイスやご提案をさせていただきます。法人様の市場評価を査定する価値算定も無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
2.譲受候補様へノンネーム(NN)打診 (1週間~2週間)
弊社と相談を重ね、第三者への承継を決断されますと、お預かりいたしました法人様の情報を元に、譲受候補様へ打診を掛けていきます。
打診の方法ですが、まずは標題の通り、ノンネーム(NN)打診を行います。
NN打診とは、譲渡を検討されている法人様の情報を特定されない範囲で開示し、譲受を前向きに検討していただけるかを図るものです。開示する情報は、大まかなエリアと、売り上げ規模(処方箋枚数・技術料等)になります。
この情報にて前向きに検討をいただけるようでしたら、譲受候補様と弊社の間で秘密保持誓約を行い、具体的な法人名様やレセコン資料を提供し、価額等の条件の提示をいただく流れとなります。
この具体的な情報にて打診を行うことをネームクリア(NC)打診と呼びます。様々な利害関係や情報漏洩の観点から、お声を掛けてほしくない候補様もあると思いますので、NN打診、若しくはNC打診を行う際には、打診不可先をお伺いしてから打診を行うので、ご安心ください。
3.譲受候補様からの条件提示 (3週間~1か月)
NC打診の後は、実際に譲受候補様から条件提示をいただきます。
いただいた条件を元に、どの譲受候補様と進めていくかを協議していきます。会社の評価額や、事業の評価額はこの段階で各社比較する事ができます。
しかしながら、皆様の望んでいる承継の条件は譲渡価額だけでは決められないこともあると思います。譲受企業の人柄や社風や、考え方、残留される従業員の処遇について等々直接お話をしてみたい場合もあると思います。
経営者様が残留される場合もございますので、その場合であれば尚更お会いしてみたいと思われると思います。承継される形に応じて、ご希望や細かな諸条件も擦り合わせていかなければならないので、NC打診後には、譲受候補様の社長やご担当者様とお会いするTOP面談を実行いたします。
まとめ
以上が、弊社にご相談いただいてから、お相手様とお会いするまでの一般的な流れとなります。
弊社は、完全成功報酬ですので、最終契約を締結するまでは、費用が掛かりません。お気軽にご相談ください。次回は、実際にお相手様とお会いするTOP面談以降について、ご説明させていただきます。
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