薬局だからこそ「備えあれば憂いなし」
M&Aを上手く進められた経営者が
譲渡後におっしゃっていた言葉があります。
「薬局だからこそ “備えあれば憂いなし” だね。」
調剤薬局という業種のオーナー・経営者には、
処方元の医療機関に従い、周辺に住まう患者に対して、
医療サービスを提供し続ける責務があります。
もちろん、患者の薬局選択は自由ですから、
極論すれば他のサービスと変わりません。
しかし、かかりつけという言葉が日々踊るように、
やはり基本的には One of them ではなく Only one 。
その薬局だけに頼る患者が、数多くいるわけです。
そう簡単に、患者を路頭に迷わせることはできません。
処方箋枚数ベースで薬剤師を配置している点、
地域の薬局網で支えている患者数からみても同じです。
ある日突然、インフラの一部が欠損するというのは
周辺の医療環境に混乱をきたす要因になるわけです。
開局するにも、資格人員を擁して許可を得ねばなりません。
一朝一夕に “開け” “閉め” はできない世界。それが薬局です。
オーナーも経営者も十分ご理解されていることですが、
M&Aという選択肢もまた、不確実で時間のかかるもの。
有事になって初めて「さあ、どうしよう !?」では
間に合いません。備えあれば憂いなし、です。
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