少なくとも50代のうちには具体的に
医療・介護・薬局の業界に限ったことではありませんが、
経営者層の高齢化と、後継者人材の不足は、
日本が抱える深刻な問題です。
とはいうものの、日ごろから多忙を極める経営者。
事業運営から手を離しきれず、
なかなか本腰を入れた後継検討ができない!
という時間的な問題もまた、切実でリアルな悩みなのではないでしょうか。
そのような状況下、日本の経営者が後継者をどのように考えておられるか。
とある産学共同研究では、中小企業につき、次のようなデータが示されています。
・ 後継者の検討状況
「常に考えている(約40%)」
「ときどき考えている(約31%)」
「あまり考えたことはない(約17%)」 …
→ 7割超の経営者が後継者の検討をおざなりにせず、考えておられます。
・ 後継者を意識し始める年齢
「30代(約9%)」
「40代(約27%)」
「50代(約45%)」
「60代(約14%)」
→ 50代が最多です。50歳未満の経営者も、3人に1人はすでに意識をお持ちです。
早めの備えあらば憂いなし
上記にご紹介したデータは、あくまでも一般論。
他人の経営と自身の経営は、「必ずしも共通ではない!」
というお気持ち、お考えは十分に理解しうるものです。
しかし、実際に後継者のことをご検討いただくと、
想像以上に難しい。
これは、どの経営者にも共通していえることではないでしょうか。
ひとくちに 「後継者を決める」 と言えども…
・ 後継者のメドをつける (抽出/選定)
・ その後継者を握る (説明/説得)
・ 承継までに育てる (開発/育成)
その道のりは長いもの。後継検討している間に、
事業が衰退期に差しかかることや、
ご自身に健康問題が生じることも、
決して度外視できない現実といえるでしょう。
親族、社内、社外第三者、いずれに承継するとしても、
「早めに備えること」 は揺るがぬ事業承継のコツ…とご認識ください。
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