調剤薬局を譲渡した後の経営者の変化についてご紹介いたします。
譲渡方法と主な種類
譲渡後の経営者の変化としては下記3点が挙げられます。
・株式譲渡をして引退
・株式譲渡して顧問や勤務薬剤師として継続勤務
・一部の店舗を事業譲渡
株式譲渡をして引退
株式譲渡の後に完全に引退するケースです。
今まで運営していた会社を完全に第三者に譲渡するため心理的な負担が伴います。
想定できるメリット
1.自由な時間を持つことができる
2.譲渡対価が手に入る
注意しなければならない点としては、税金支払等の手続きが必要になります。
これは事前にしっかり準備しておくことが必要です。
株式譲渡して顧問や勤務薬剤師として継続勤務
薬剤師のオーナー様に多いケースです。
お相手法人にとっては経営者の方が継続の勤務をすることで医療機関との関係性や引継ぎ等の心配が少ないためプラスに働きます。
引き継ぎする業務や現場の事が心配な方、また患者様や医療に継続して携わりたい方にとって最適な譲渡ストラクチャーではないでしょうか。
想定できるメリット
1.業務負担量が減る。
2.責任の重荷が減る。
3.気持ちが楽になる。
4.経営以外の事を考える時間が増える。
心理的な負担の多い会社経営から一歩退くことで新たなことにチャレンジする事ができます。
一部の店舗を事業譲渡
目が行き届かない店舗を運営されている経営者の方や、違う事業に挑戦したいと考える場合、また借入金の返済するお金を確保する場合に選ばれる手法です。
想定できるメリット
1.無駄な時間が減る。
2.既存店舗に集中できる。
3.新しい事業に投資できる。
4.不採算店舗の整理
このケースは事業の譲渡となり社長様個人ではなく会社にお金が入ってくるため、会社の中で新しい事業に投資できるようになります。
中には売ったばかりなのに今度は自分がM&Aをして理想にあった店舗を増やす方もいらっしゃいます。
今回は調剤薬局のM&Aにおいて経営者の方が選択できる譲渡のストラクチャーを
大きく分けて3つをご紹介いたしました。
店舗の譲渡を検討される方には、様々な要因があります。
譲渡する事はあなたの目的を達成する手段の1つに過ぎません。
M&Aによってあなたの想いを実現できる選択肢があるかも知れません
調剤薬局の譲渡をお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
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