過去の価値算定結果からの変化
季節もやっと冬を感じるようになりました。
ついこの間まで暑かったような気がします。
さてここ最近、過去に調剤薬局の価値算定を行ったお客様から
再度依頼を頂く機会が増えています。
報酬改定、薬価改定から薬局市場は常に変化しています。
当然薬局の「value」も変化しています。
もしかすると薬局を経営している方の考えも変化しているのかもしれません。
価格を出すにあたっては、二つの要素が大きく影響します。
ひとつは薬局の価値、つまり売り上げや技術料などの薬局の力です。
こちらも当然改定内容によってはアップダウンがあります。
加算取得や在宅への取り組み、薬価交渉など多くの経営者が努力されていることでしょう。
もうひとつ重要なのが受け皿である買い手側の状況です。
M&Aは相手がいてこそ成り立ちます。
売り手側の状況(売り上げや利益)が変わらなくても買い手側の状況が変われば算定内容も変わります。
そもそも昔に比べ無理な投資は控えざるを得なくなっている状況に加え、
集中率からの基本料引き下げや、4万枚、40万枚ルールの適用により、
価格のつけ方が変化しています。
価値算定を行う際にも、もちろん現状の薬局市場を鑑みて算定します。
中には以前よりも価値が下がっている薬局もあります。
「売り上げも枚数も以前と変わっていないのになぜ??」と聞かれることがありますが、一方の状況が大きく変わってしまうと金額も変えざるを得ないのが現状なのです。
譲渡のご検討やタイミングを計る指標として
1回目、2回目の価値算定は弊社もお奨めしています。
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