000 %

スタッフコラム

「かかりつけ薬局」として地域の在宅患者様に選ばれるために


2022年4月に調剤報酬改定が行われ、調剤薬局はより対人業務を求められるようになりました。
今回は、調剤報酬改定を受けての影響、さらに在宅に強化するために新たな取り組みを始められた薬局の事例などをご紹介いたします。

2022年調剤報酬改定の影響

今回の調剤報酬改定では、以前から注目されていた対物業務中心から対人業務中心への転換が、評価体系の見直しに大きく反映されました。
特に「地域支援体制加算」の改定により、今まで以上に在宅業務を中心とした体制を整え、「かかりつけ薬局」として地域の在宅患者様にも選ばれる必要があります。

対物:「薬剤調製料」・・内服薬1剤につき24点と一律評価
対人:「調剤管理料」・・7日以下、8日以上14日以下など処方日数に応じた段階的評価
上記2つの点数を合算すると、改定前の調剤料とさほど変わりませんが、
今回の点数配分についてはあくまで試行的なものと捉えておいたほうが良いかもしれません。

中医協では、調剤管理料を段階的評価とすることに最後まで反対意見があり、次回以降の改定でも焦点となる可能性は高いと考えられます。
そのため、調剤時だけでなく服薬中・後の継続的フォローなどで、調剤管理料に見合った薬学的フォローの実績をつくっていくことが大切になると思われます。

調剤業務の評価体系の構築・再構築は、薬局の「あした」のあり方を考える第一歩と言っても過言ではないでしょう。

在宅に強化するために薬局経営者が行ったこととは

2022年の調剤報酬改定を受け、在宅を強化するために新たな取り組みをスタートさせる薬局が増えてきています。

CBコンサルティングの各サービスをご利用いただき、お悩みを解決された事例の一部をご紹介いたします。

■事例1
お悩み

在宅患者を獲得し、地域支援体制加算を増やしたい

解決策

CBコンサルティングが市場調査と計画を策定し、ケアマネージャーに対しご提案。
ケアマネージャーとの連携が取れ、個人患者様を獲得することに成功。無事に地域支援体制加算を取得できた。

■事例2
お悩み

在宅の営業にあてる人員はいるものの、営業ノウハウや時間がない

解決策

CBコンサルティングがお客様の代わりに医療や介護施設を訪問した結果、施設獲得に成功。処方箋受付回数が増加し、営業の人員を採用せずに済んだ。

■事例3
お悩み

薬剤師に在宅への理解をしてもらい、基礎知識やノウハウを学んでもらいたい

解決策

CBコンサルティングが管理者・薬剤師スタッフの育成のほか、在宅現場研修や往診同行研修を行った結果、在宅に消極的だった従業員が積極的に取り組むようになった。

■事例4
お悩み

在宅に力を入れていきたいが、マンパワー不足でなかなか新たな一歩を踏み出せない

解決策

在宅の対応ができる薬剤師の採用を進める前に、既存社員のマインド変化を行うため、人事評制度を再構築。
求める人物像を明確化したうえで採用活動が行えるよう広報ツールを一新!

■事例5
お悩み

在宅の営業を行う人員はいるものの、営業ノウハウがないため、どのように営業を始めれば良いか分からない

解決策

在宅に力を入れている薬局のボランタリーチェーンに加盟し、ノウハウの提供や営業研修を受け、自社内での営業活動準備をスタート!

CBコンサルティングだからこそ出来ること

今後も、薬局経営者のお悩みは増え続けていくかと思います。
どのように在宅に取り組めばよいか迷っている薬局経営者様でも、安心してお任せいただけるよう、お客様の声に耳を傾け、共に考え、お客様にあった解決策をご提案いたします。

『あなた以上に、あなたのあしたを創造する』
こちらは私共CBコンサルティングの理念になります。

CBコンサルティングでは、薬局経営者の方々に寄り添い続けるなかで、課題解決の手段を一つひとつ増やし、現在では、「地域連携支援」、「採用代行」、「広報物制作支援」、「企業診断」「M&A支援」「開業支援」「人事制度の構築支援」「新規事業構築支援」等のサービスを提供しております。

対物から対人への流れに沿った人事評価制度の構築、そして新規事業の推進等、お客様の想いに寄り添いながら、かかりつけコンサルティングとして、薬局の「あした」を創造する一助になることが出来れば幸いです。